セミナーに参加しました。
久しぶりの更新です。
岡山県は現在緊急事態宣言が発令中です。
感染者は少しずつ減少していますが引き続き感染予防対策を続けていきます。
少し前になりますが、3月に岡山東法人会主催のセミナーに参加しました。
タイトルは
「インボイス制度の概要と実務上対応のポイント」
というものです。
そこで学んだことを簡単ではありますがまとめました。

1.インボイス制度とは
「適格請求書等保存方式」を指します。
インボイス(=適格請求書)とは、簡単にいうと
「仕入れ先が納税したことを証明する書類」
です。書類とは請求書や納品書などこれらに類する書類をいいます。
導入は2023年10月1日からです。
制度の目的は、取引の透明性を高めて消費税額を正確に把握するためです。
消費税額を把握することで消費税支払いの不正やミスを防ぎます。
2.インボイスを発行するためには
登録が必要です。今年の10月1日から申請を受け付けることになっています。
登録すると「適格請求書発行事業者」になり、登録番号が与えられます。
3.注意すべき点
課税売上高が1000万円以下の免税事業者は、登録申請ができないため
課税事業者になった上で登録申請をする必要があります。
課税事業者になるメリットは課税事業者相手にも取引がしやすいことです。
デメリットは消費税の支払いが発生することです。
一人親方はこの制度について知っておいた方がいいのでは、と思いました。
<参考文献>冊子「中小事業者のための[消費税]インボイス導入の準備
ガイドブック」著者:熊王征秀(「旬刊 速報税理2021年
1月1日号 ㈱ぎょうせい発行」をもとに作成)